2024.06.05

ダイニングテーブルの傷を目立たなくするお手入れ方法

ずっと人気のある木製のダイニングテーブル。
自然の温もりが魅力の木製のダイニングテーブルですが、傷がつきやすいのが難点です。
小さなお子さんがいる家庭では、ダイニングテーブルを勉強机代わりに使用するなどして傷がついてしまうこともしばしば。
しかし、傷だらけのダイニングテーブルをそのままにしておくことも、傷がつくたびに買い替えることもできません。そんな悩めるママにぜひ知っておいてほしいのが、「ダイニングテーブルの傷を目立たなくするお手入れ方法」です。
傷のタイプと木材の材質別に、自宅で簡単にできる、傷ついてしまったテーブルのお手入れ方法を紹介します。

ダイニングテーブルの材質は、合板？無垢材？

一口に木製のダイニングテーブルと言っても、家具によって使われている木材はさまざまです。
中でも、表面にシートを貼る加工がされていない一枚の木で作られた「無垢材」を使ったダイニングテーブルや、軽い木材を重ね合わせた「合板」のテーブルが代表的。

傷のお手入れは、それぞれの木材に合わせた方法で行ってあげることが大切です。
無垢材を使ったダイニングテーブルは、浅い傷ならヤスリでこすって落としてあげることが可能になります。

また古くからの知恵として、「クルミ」の実で傷の部分をこするという方法も。クルミに含まれる油脂成分が傷と木材を馴染ませ、目立たなくさせてくれるのです。
しかし、一般的な家庭で使用されるケースの多い「合板」のテーブルは、傷がつくと表面の木材と違う色が出てくるためにどうしてもその部分が目立ってしまいます。
この場合、ヤスリで削ってしまうと表面の合板が剥げて取り返しがつかなくなることがありますので、以下の方法でお手入れを行ってください。

傷タイプ別の補修方法

もっとも多いひっかき傷

カッターで切ったような浅い細かい傷であれば塗料を使うことで傷を目立たなくすることが可能です。
ダイニングテーブルに近い色のボールペンやマジックペン、マニュキアなどで、他の部分に馴染ませるように色を塗ってあげましょう。

補修材以外のものを使用するのは不安だという方は、ホームセンターなどに売られている専用の補修材を使用してください。
さまざまなタイプのものがあるので、細い傷の補修には筆ペンタイプを、少し広めの傷にはクレヨンタイプをといったように使い分けるのがポイントです。

広く浅い傷は補修材が剥げやすいので、透明マニュキアなどを薄く塗ってコーティングし、耐久性を高めてあげましょう。

凹み傷

深くえぐれて凹んでしまった傷には、樹脂タイプの補修材を使うのがオススメです。
凹んだ部分に樹脂を埋め込んで補修するため、多少深めの傷でも隠すことが可能になります。樹脂が固まったらヤスリなどで形を整えて塗料を塗り、本来の木材に馴染ませてあげましょう。
ただし樹脂タイプの補修材は、薄い凹みや小さい傷に使用してもすぐに剥がれ落ちてしまうため注意が必要です。