2024.08.15

日本人のベッドシーツは不衛生！？週１回洗濯のススメ

ベッドシーツをどのくらいのペースで洗っていますか？
ベッドシーツはベッドから剝すのが億劫だったり、洗濯するときに場所をとってしまうので敬遠しがちですよね。

しかし、きちんと洗濯をしておかないと雑菌やダニが繁殖して不衛生でアレルギーの原因にも成りかねません。
今回は、ベッドシーツを洗う適切な頻度と上手な洗い方を見ていきましょう。

日本人はベッドシーツの洗濯頻度が少ない？　ベッドシーツは週1回洗おう！

人は寝ているときに200ml汗をかくと言われています。これはおよそコップ1杯の汗が毎晩ベッドに流れていることになります。
また汗だけではなく髪の毛やフケ、皮脂や皮膚なども汚れの原因です。これらの人間の老廃物はダニの大好物なのでダニが繁殖する原因にもなります。このことからも、シーツを洗濯する頻度は週1回が理想的です。

アメリカの国立機構が行った調査によると、アメリカやカナダ、ドイツでは約6割の人が週1回シーツを洗濯しているのに対し、日本では約4割と少なめになっています。欧米では乾燥機を使用する習慣が強いのに対し、日本は外で干すことが多いのが一因です。
事情は様々でしょうが、週1回の洗濯を心がけることが清潔で快適な睡眠にもつながります。

実践してみよう！シーツの上手な洗い方

洗濯可能かどうかの確認

まずはシーツの裏についている取り扱い表示を見て水洗いが可能かどうか確認します。
洗濯が可能な場合、「中性洗剤使用」「中性」表示のあるものはおしゃれ着用洗剤、そうでない場合は一般衣料用洗剤を使用してください。

目立つ汚れの落とし方

白を基調にしたシーツだと汚れが目立ちやすいです。
目立つシミなどの汚れには、部分用の酸素系漂白剤をスプレーしてからすぐに洗濯するのがポイントです。

シワを防ぐ洗濯機への入れ方

ボックスシーツは内側にホコリなどが溜まりやすくなっているので、ホコリを取り除いてから洗濯機に入れてください。
シーツをそのまま丸めて洗濯機に入れるとドラムにすれて布の繊維が傷ついたり、毛羽立ちやシワになったりしてしまうので避けてください。
シーツは汚れがくる場所を表にしてびょうぶ状に折りたたみ、洗濯ネットに入れてから洗濯機に投入すると良いでしょう。こうすることで、毛羽立ちやシワを予防できます。

上手なシーツの干し方

シーツを干すときには、形を軽く整えてから竿を2本使ってM状に干します。
直射日光にあたると紫外線が原因でシーツの繊維が傷みますので、風通しの良い場所で陰干しするくらいで十分です。
夕方からは湿度が高くなってくるので、せっかく洗ったシーツが生乾きになってしまいます。日中のうちに干し終えるのが理想です。