布製ソファーの汚れ＆ニオイを取るお手入れテクニック

お気に入りのソファーに座りながらお菓子やジュースを飲んでいたら、手が滑ってソファーを汚してしまった……このようなシチュエーションは誰しもに起こるものです。
このときに付いた汚れを放置すると、シミや黒ずみなどになって落ちにくくなってしまうため、すぐに落とすことを心がけましょう。

まずはティッシュや布で汚れを拭き取ります。
左右上下にこすってしまうと反って汚れが布の繊維の中に入り込んでしまうため、ポンポンと軽く叩きながら汚れを落とすのがポイントです。
これで汚れが落ちない場合は、布を人肌程度のお湯で濡らし、キッチンなどで使用している中性洗剤をなじませて汚れ部分を叩きながら落とします。

最後にキレイなタオルをお湯に濡らして洗剤を拭き取りましょう。
汚れを叩きながら落とすときにはこれ以上シミが広がらないよう注意し、汚れの外側から中心に向かって叩いていくのがおすすめです。

タバコや焼き肉で服が臭くなるのと同じように、布製のソファーも生活臭がつきやすいもの。
布製のソファーが臭うときの対処法として消臭スプレーを使用するという方法がありますが、消臭スプレーは香りでごまかすタイプのものもあるため、イヤな臭いとスプレーの臭いが混ざり合ってしまうことがあります。
また、天日干しや日陰干しも臭い対策に効果がありますが、大きなソファーを運び出すのは手間になる上、天日干しができたとしてもソファーが変色する心配もあります。

このようなケースを避けるためにおすすめなのが、重曹を使ったニオイ対策法です。
まずは掃除機でソファーの汚れやホコリを吸い取ります。
そしてキレイになったソファーの上に重曹を直接ふりかけましょう。
ソファー全体にまんべんなくふりかけるのがポイントです。

この状態のまま一晩程度放置し、翌日にもう一度掃除機をかけて重曹を吸い取れば気になるニオイが解消されます。
あわせてホコリやハウスダストを吸い取ることもできるため一石二鳥のお手入れといえるでしょう。