2024.05.05

快適な生活を送るために、家具選びは素材をチェック！

人生の中でも、自分の家の中で過ごす時間はとても長く、快適な生活を送る上で、部屋を彩る家具はとても重要な役割を果たします。
家具にこだわり、お気に入りのアイテムに囲まれながら過ごすことで、人生が豊かになるといっても過言ではありません。

家具を選ぶ際には、デザインやカラーばかりに目が行きがちですが、素材もとても重要なポイントになります。
素材にこだわることで、購入予算や高級感、手触りなどが変わるためです。
一般的によく使われている家具の素材についての知識を身につけて、家具選びをするときに活かしていきましょう。

家具を選ぶ際にチェックしておきたい項目の1つ「素材」についてご紹介します。

味わい深い木の良さを堪能するなら「無垢材」

本物の木から切り出した天然素材の木材のことを「無垢材」と言います。
木目が美しく映しだされていて、天然の木から切り出しているため2つと同じものはないというのが魅力です。

また、木のぬくもりが感じられやすいのも無垢材の魅力で、本物にこそ宿る高級感が漂い、温かみも感じられます。
良いものだからこそ長く使用することができ、使い込めば使い込むほどに味わいが増していくのも特徴の1つ。
色味や風合いにアンティーク感が出てきて、愛着も湧いてくることでしょう。

一方、磨き直しやお手入れ次第では新品同様に生まれ変わらせることができるのも無垢材ならではの特徴。
使い方やお手入れ次第で自分好みの姿に変えていくことができるのがうれしいポイントです。

無垢材にもさまざまな種類がありますが、とくに人気が高いのが高級素材と言われているクルミ科の植物を使用したウォールナット材です。
美しい木目と高級感あふれる色合いが魅力で、テーブルやテレビ台など、さまざまな家具に使用されています。

安定した品質で使いやすいのが魅力「集成材」

木を切り出して小さくした材木を接着剤でくっつけた素材を「集成材」と言います。
接着する木はそれぞれ異なるものを使用するため、品質に偏りがなく強度が出ることが特徴です。
集成材の作成時にはしっかりと木材を乾燥させるため、空気の乾燥によるヒビや割れ、反りなどが起こりにくいのです。
家具に強度を求める方から人気の素材と言えるでしょう。

また、集成材は無垢材に比べて安価なことも特徴の1つ。
さまざまな素材の木を切り出して接着するため、1枚板の素材に比べてたくさん生産できることがその理由です。

さまざまなシーンで活躍している「合板」

木を薄くスライスするように切り出した単板（ベニヤ）を重ねて接着させたものを「合板」と言います。
重ねて接着するときには単板の木目が交差するように重ねていくため、断面を見るといくつかの層になっていることが分かります。
伸び縮みすることが少なく、高温多湿の環境下においても順応しやすいため、日本では幅広いシーンで活躍している素材です。

また、強度が強いのもメリットの1つです。
単板の木目が交差するように接着していることから強度が強くなり、反りも少ないという特徴があります。
子どもが使うおもちゃ箱など、壊れやすいアイテムに使用すると安心です。

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